今回は浪岡 智がエンジンオイルについてお話します。
エンジンオイルの主な役割は、各部を円滑に動かす潤滑作用や、気密性を保つ密封作用、
燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用、燃焼によって出た汚れを取り込む清浄作用、
錆や腐食からエンジンを守る防錆作用の五つです。
これらのどの作用でもかけてしまうとトラブルの原因になるので、エンジンオイルは定期的に
チェック、交換が必要です。
車には、自動車メーカーが推奨するオイルの硬さのエンジンオイルが入っています。
エンジンオイルは、車種によって推奨粘度が異なっていて、車に適したオイルの粘度は、
車種や、気温などにより変わってきます。
自動車メーカーは取扱説明書に外気温による使用粘度を示しています。
自分の車の使用粘度を確認して、参考にするのも方法の一つです。
エコカーには低粘度のオイルがオススメです。
低粘度のオイルは最新の潤滑技術により、優れた高温安定性能と高速での走行にも耐える油膜の厚さを備えて、
エコカーのエンジンを保護して本来の性能を引き出してくれます。
しかし、低粘度のオイルは指定車以外には使用できません。
交換する前に必ず確認しましょう。
粘度の特徴ですが、低粘度のオイルは低温での始動性が良くなったり、燃費が向上したりします。
デメリットとしてはエンジンを保護する性能は高粘度のオイルより弱いことです。
高粘度のオイルは高温でもエンジンをしっかりと保護してくれます。
また静寂性にも優れています。
デメリットは燃費は低粘度のオイルより落ちることです。
エンジンオイルの交換時期は車種によっても異なります。
自動車メーカーは走行1万キロから1万5000キロ、または1年と指定している車種もあります。
短距離の移動などの日本の交通事情を考えると、この基準より早くオイルが劣化してしまうと考えたほうが
いいかもしれません。
エンジンオイルは、エンジンの汚れを取る清浄作用がありますが、エンジンオイルは運転するたびに劣化していきます。
そしてエンジンオイルは走らなくても劣化していきます。
エンジンオイルは空気や水分、熱などで酸化してしてしまいます。
距離を走らなくても、運転のしかたで交換の時期も変わります。
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